褒めてもらった時に
「いやいやいや!」
「全然!そんなことないです!ダメです」
とかいう謙遜。
さいきん、できるだけやめています。
つい「いやいや…」とか
小さい声で言っちゃうんですけどね(笑)
できるだけ
「ありがとうございます」
と言いたいな、と思っています。
謙遜の目的
で、この謙遜ですが、どういう目的でするのでしょうか。
- 礼儀として、とか?
- 謙虚な人と思ってもらいたい、とか?
- 天狗と思われないために、とか?
もしかしたら
本当に自分ではそう思えないから
かもしれません。
基本的には、相手との関係を円滑にするために
謙遜をすると思います。
ほめる人から見ると
では反対に、人がほめるのはどういうときでしょうか。
- 本当にそう思った
- 相手を喜ばせたい
- お世辞(礼儀)
私自身は、褒めるのが苦手なので、
褒めるときは100%本心です。
相手を喜ばせたいとかいう発想は、
大事なんだろうけど、あまり持ってない(笑)
そこまでの余裕がないです。
「相手を喜ばせたい」というのは
喜ばせることで自分に好意を持ってもらいたい、
というニュアンスもありますね。
褒める場合もやはり、
本当にそう思って言ったか、
相手との関係を円滑にしたいか、どちらかのようです。
謙遜するとはどういう行為か
もしも相手が褒めてくれたとして、
謙遜した場合、どうなるでしょうか。
謙遜は、相手の言葉を否定することで成り立ちます。
相手が本当に思っていった言葉、
相手が私とよりよい関係を築きたいという思いを
否定することとも考えられます。
そう考えると、謙遜って、
実は相手に対して失礼な態度なのかもしれません・・・?
謙遜して守られる関係とは
でも、お世辞なんだから、礼儀として謙遜しないと。
と思いますね。
「素敵ですね~」
「いや~そんなことないです~」
お互いに礼儀的に褒め、礼儀的に返す。
それでサラッと過ぎていく関係。
どうですか?
もっと深めたくなる関係を築けそうでしょうか?
例えば褒められることで喜ぶ気持ちを利用して
何かを売りつけようと考えている相手だったら、
別に否定したっていいですよね。
しつこく褒めてくるでしょうけどね。
こういう相手は、正直、自分にとってもどうでもいい相手です。
うわべの言葉を交わすだけ。
相手はこちらを利用としている。
そういう人との関係を深めたいとは、思いませんよね。
謙遜して人間関係が悪くなるとき
では、相手が本当にそう思って言ったとしたら?
好意的な気持ちを伝えようとして言った言葉だったら?
褒めた言葉を否定され、それをさらっと流されたら、
相手はどう思うでしょうか。
たぶん、残念な感じがします。
「言っても伝わらないのかな」
「私のこと信じてくれないのかな」
相手がそんなふうに感じたら、関係はどうなるでしょうか。
たぶん、深まりませんね。
謙遜しないで受け取ったほうが得!
謙遜したときに守られるのは、どうでもいい関係。
謙遜したときに悪くなるのは、好意的な関係。
ということになります。
どうでもいい関係が守られ、いい関係が遠のくなら、
謙遜はしないで、受け取ったほうが断然得だと思いませんか?
まとめ
謙遜すると、
どうでもいい関係が継続され、
好意的な関係が遠のく。
つまり謙遜すると、人間関係は良くならない。
もしかしたら悪くなるかも?
うわぁ・・・
やっぱり明日からちゃんと「ありがとう!」って言います!!!