【連載】第四の生き方<19>~さいごに

ひとり読書会、始めました。

課題図書はこちら。

第四の生き方―「自分」を生かすアサーティブネス

第四の生き方―「自分」を生かすアサーティブネス

  • 作者:アン ディクソン
  • 出版社/メーカー: つげ書房新社
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: 単行本

いよいよ最終章です。

この章では、
アサーティブトレーニングに対するよくある批判を取り上げて解説している。

けど、まぁ最終回ということで、
あんまり関係ない話をします。


アサーティブに出会ったとき、
これを実践するのは大変だと思った。

と、何回か書きました。


アサーティブであろうとすると、
自分の本音や、本当に感じていること(感情)を
見ることになる。

自分の外側にある基準に照らして言動をとっていると、
楽ではあるけれど、自分の本音はわかりにくくなる。

だからまずは、本当の自分を見ていくことが必要。


私はたぶん、これをやらずに、

攻撃しないように伝える、
受け身にならないように伝える、
嫌味にならないように伝える、

をしようとしたんだろうなぁ。


当時は外側からの刺激があって、
それに対してほぼ自動的に反応していたし、
頭の回転の速さや物分かりの良さ、
一を聞いて十を知る、打てば響く、
というのが「できる人の条件」で、
それらはつまりそういうモノだと思っていた。


その奥に、自分の本音や、
本当に感じていること(一次感情)があるとは、

気付いてはいたかもしれないけど、
必要ないと思っていただろうなぁ。


アサーティブというと、
ちょっとテクニカルな印象があったけれど、

この本を読んで、
アサーティブを実践するうえでも、
自分の内側と繋がることが大事なのだと感じました。

読んでよかった。

そして、年内に連載が終わってよかった(笑)

皆さま、よいお年をお迎えください!

第四の生き方―「自分」を生かすアサーティブネス

第四の生き方―「自分」を生かすアサーティブネス

  • 作者:アン ディクソン
  • 出版社/メーカー: つげ書房新社
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: 単行本


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