ひとり読書会、始めました。
課題図書はこちら。
- 作者:アン ディクソン
- 出版社/メーカー: つげ書房新社
- 発売日: 1998/10
- メディア: 単行本
1か月くらいかけて、
全19章を読んでいきます。
今日は、第16章を読んで感じたこと。
この読書会の最初で、
以前はアサーティブを実践しようとするのがとても難しかった、
と書いた。
どうしてだったのか、と考えて、
・自分の感情とつながれていなかった
・自分を癒す(許す)ことができていなかった
そんなところかな、と思っていた。
それはつまり、こういうことだった。
アサーティブにふるまってみることで、思いもよらなかった自分の本来の姿が見えてくる。自分がどんな人間で、何を求めているのか、何を感じ、何を隠してきたかがはっきりしてくる。こんな自分の姿に対面すると、気持ちが動揺してしまうものだ。というのも、あなたはこれまでずっと「他人の目」を気にして生きてきたからだ。
「第四の生き方」 P240より
心や、物事の捉え方について学び、実践する。
これまでとは違った言動を取ってみる。
私が通っていた心塾で言うところの
MD(Make a Difference)というやつだ。
そうすると、心が揺れる。
しんどい。
そもそもアサーティブな言動を取ること自体、
勇気のいることなんだけど、
勇気を出して行動したら、また揺れて、
怖くて嫌なことしかない、という状態。
これは、一人でやるのはかなりしんどいね。
心塾的には、行動をして気持ちが揺れたら、
内観をする。
自分の内側にで何が起こっているのか捉えるために
「ご機嫌ノート」を書く。
ノートを書いて出てくるのは、本当に、
悲しいくらい他人に左右されている自分。
あの人に言われて傷ついた、と被害者になっていたり。
自分をバカにした奴らを見返してやる、と攻撃的な努力をしていたり。
こうしないと愛されないんでしょ!と自分を縛っていたり。
物事を決断するときには、ほかの人に認めてもらうために自分の態度を決めているのか、それとも自分自身のために決めているのか、考えてみよう。
「第四の生き方」 P244より
しかし「人に認めてもらうことが自分自身のためになる」と
強固に思ってしまっていると、これもなかなか難しいだろう。
それぐらい、認めてもらうことが生きる条件になっている。
それはもはや、
他人から認められることへの依存だ。
自分の人生を生きよう。
他人に自分の存在を預けては、苦しいだけだ。
そして、厳しい言い方であるけれど、
他人に依存するのは、最高に無責任な生き方だ。
自分への信頼を高めて、
自分の人生を生きよう。
- 作者:アン ディクソン
- 出版社/メーカー: つげ書房新社
- 発売日: 1998/10
- メディア: 単行本
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