【NVC】共感トランプでモヤモヤを見える化

久々のブログです。

11月から月2回、アサーティブやNVC(の共感トランプ)に触れるサークルをやっています。

確認したところ、NVCについてはこのブログでは書いていませんでしたね(;^_^A
↓サブブログをご覧ください。
ameblo.jp

NVC(非暴力・共感的コミュニケーション)の本はこちら↓

サークルでやっていること、やりたいこと

サークルは、アサーティブのロールプレイをやりたくて始めましたが、1月からNVCのクラスに入ったのもあり、NVCをやりたい気持ちが最近は強いです。
共感トランプは、アサーティブに自己表現をするために必要な「自己共感」を育むために始めました。

アサーティブのロープレをするには若干、知識や技術が必要なので、最初メンバーは心理学やセラピーを多少学んだ人に限っていました。
でも共感トランプやNVCのワークをするのであればそこまで知識や準備は必要ないし、気軽に参加してもらえそうで、かえって良かったかも。

アサーティブのロープレはとても効果あるんだけど、講座の外では継続的にやる機会がほぼない。
私が受けている団体の講座には「あの人にこれを伝えたい!」って事例を持った人が多いようで、ある程度解決したら、もうよくなっちゃうのかもしれません。

でもなぁ。
私はアサーティブのマインドが好きなので。
「かなり困ったシチュエーション」を扱わなくても、もう少し、日々に些細なことをオープンにすることで自分の持つ要望を整理できるような、気楽に話せる機会があるといいんだけどな。

・・・あ、これが、私がサークルでやりたいことですね(笑)

今はロープレよりも、その前段階のことに取り組みたいと思っています。

共感トランプで扱ったこと

1月に開催した2回のうち1回は、1対1だったので、私もじっくり味わう機会にさせてもらいました。

扱ったのは、先日行った朗読公演のこと。

あー、これもブログには書いてなかった(;^_^A
約20年ぶりに、演劇的なことをやったんです。

久々に演技をすること。久々に公演の運営をすること。
まぁもともと、久々ではあるけどやったことのあることばかりで、冒険だとは感じてなくて。
一生懸命はやったけど、どこか淡々としているところもあり、全体的に「つつがなく終わった」という感じ。

いろんな感情は動いてはいるけど、なんか、あんまり大きくなかったな、っていう。

ってこれ、書いてて今気づいたけど、「終わると大きく感じない」っていうのは私の感じ方の特徴で、よくあることだな…

せっかくやったのにあまり大きな何かにならなくて、なんだかなぁ・・・という感じを話しました。

ここから、私の感情と、その奥にあるニーズを、共感トランプで探っていきます。

感情のカード、ニーズのカード

で、出てきたカードはこちら。

モリモリ!
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赤で囲ったカードが、感情のカードです。
上に連なっているのは、ニーズ(自分が価値あると考えていることや、欲求)のカード。

最終的にはこのようなペアになりました。
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感情 ― ニーズ というペアです。

感謝する、恩に着る ー サポート/理解

ほっとした ― 真価の承認、感謝/見通し

こわい、弱気な ― 信頼/受容

もどかしい、ぐずぐずした ― 挑戦/自己表現

ペアにしたら文章に

このペアを文章にします。

私が感謝する、恩に着るような気持ちがしたのは、サポートや理解を大切にしていたからです。

私がほっとしたのは、真価の承認や見通しを大切にしていたからです。

私がこわい、弱気な気持ちがしたのは、信頼や受容を大切にしていたからです。

私がもどかしい、ぐずぐずした気持ちになったのは、挑戦や自己表現を大切にしていたからです。

という具合になります。

感じたこと

全体的に「薄い」と捉えていた今回のこと。

でも感情は確実に動いていたし、満たされたり、満たされなかったものがあるんだなと実感しました。

例えば「激怒」「感動」などの、ドラマチックに強い感情は、確かに感じていない。
でも、小さな波は確実にあって、やっぱりそのさざ波の奥にもニーズがあって。

やっと、
ああ、私、ひとつのことをやったんだな。体験したんだな。
と思うことができました。

共感トランプというツールを持っていてよかったなぁ~。