無意識に任せるか、意志の力で選択するか。

ひさびさに思い悩むことがあり、
モヤモヤしていました。


そんな時に読んだ本。

無意識さんに任せればうまくいく (PHP文庫)

無意識さんに任せればうまくいく (PHP文庫)

なかなか面白かった!!



特に面白かったのが、

人は日常的に催眠状態になっている
というところ。

望んでいないのに不健全な関係を繰り返してしまう。
やめたいのにやめられない悪癖。

そういうのは、ダブルバインドで縛られたときに、
催眠状態になるから起こる。

催眠状態になり、やりたくない行動を取ってしまう。

ダブルバインドで縛られたとき、
トラウマ的なものが想起されたとき、

催眠状態になり、そのときと同じ行動を取ってしまう。


ま、なんかそんなことが書いてあった。


ちょうど、

「意志の力で克服する!!」みたいな、
無意識とは真逆のことを書いてる本を読み始めたところで、

スタンフォードの自分を変える教室 スタンフォード シリーズ

スタンフォードの自分を変える教室 スタンフォード シリーズ

この本では最初の課題として
「選択した瞬間を意識しよう」というのが出されてて。

例えば、やろうと決めたことをやらずに
誘惑に負けた瞬間とかも「選択」になるんだけど。


誘惑に負けるという選択をした瞬間というのがつまり、
催眠に入ったところなんだなとわかった。


ひとつは意志の力を強めるこをと説いてて、
ひとつは無意識に任せようと言ってて、

真逆だけど、同じこと言ってるんだなこれ、と思った。


催眠状態に入ったにせよ、自分が選択したにせよ、

この分かれ道を意識するのがまず大事なんだな。


そこで、美しき無意識の世界に戻るか。
あるいは、いつもと違う選択をするか。

無意識に任せるか、
意志の力で選択するか。


それはどっちも同じことで、
ただの表現の違いなんだな。


私にはこの「催眠状態」という説明が
とても納得できた。

これも面白そうだから読んでみる。

催眠ガール

催眠ガール

処分してもまた本が増えていく(笑)