羽生選手から学ぶ、感覚を言葉にする大切さ

オリンピック、やってますね。

と言いつつ、実は競技スポーツが好きではなくて、
いつもほとんど見ません。

が、今回、フィギュアスケートの羽生選手が
なにやらすごかったらしいとTwitterで知りました。

 オリンピックの情報源がTwitterって・・・
 どんだけ興味ないんだって話ですが・・・

どんなだったのかな~と、
朝起きて新聞を見てみました。

▼読んだのはこの記事
羽生結弦、高い修正力の源は「言葉力」 鈍った感覚戻す - 2018平昌オリンピック(ピョンチャンオリンピック)- 五輪特集:朝日新聞デジタル

試合前に怪我をしていたらしい

「良く立て直した!」というツイートを見たので、
どこかで転んだけど持ち直したのかな?と思いましたが、
違ったんですね。

2か月、氷上練習ができず、
1か月半で調整したそうで。

それで首位に立ったと。
「立て直した」ってそういうことですね。

滑れない間にしていたこと

記事によると、
具体的な方法はわかりませんが、
滑る以外の方法で練習をしていたそうです。
イメージトレーニングみたいなものでしょうか。

また、もともと、練習での気づきをノートに書いていたとのこと。
成功したときだけでなく、失敗したときの、
身体の動きや、たぶん心の動きなど。

そういうノートを読み返すことで、
成功するときには身体と心がどういう状態だったか、
成功するにはどんな状態が必要なのかを絞っていったようです。

スポーツ選手のノート術

羽生選手のノートの話は、
スポーツ好きの間では有名なんでしょうか。

▼こんなまとめもありました。
スポーツを上達させるノート術 羽生選手もやってる! - NAVER まとめ

私が思い出したのは、
ベイビーステップという漫画の主人公です。

ベイビーステップ(1) (週刊少年マガジンコミックス)

ベイビーステップ(1) (週刊少年マガジンコミックス)

テニスの漫画ですが、この主人公がノート魔で、
練習記録をノートに書き、試合中もノートを書くのです。
それで、高校からテニスを始めてすごい選手に成長していく、
という話です。

漫画の中の話と思っていましたが、
実際にそうやって成果を出している選手がいるんだなぁと
今回知ったのでした。

失敗したときにこそ言葉にする

記事で印象に残ったのは、
「失敗したときこそ語る」という羽生選手のスタンス。

語る、つまり言葉にすると、
状態がよりつかみやすくなります。
特に微妙な身体感覚とか、心の動きは、
自分の中で起こることなので、
言葉で表現するしか形にする方法がありません。

逆に言葉で表現すれば、感覚と言葉がつながり、
身体が感覚を思い出しやすくなるでしょう。

それを失敗したときにこそやる、となると、
精神的にも鍛えられるだろうなぁ・・・と思いました。

失敗を言葉にすることで、
なんだかわからない不安、というものが減る
かもしれません。

私のモーニングページは

私も早起きできたときは「モーニングページ」をやって
心の動きを探っています。
【早起き生活】欠かせない時間になりつつある。朝活のマイルール。 - ライフオーガナイザーつばめの「片づけ実践日記」

羽生選手はこれをもっと細かく、
その都度記録している感じでしょうね。

そして、失敗こそ言葉にする、というところ。
私はどちらかというと、気持ちをよくしたいので、
ネガティブなことは書かなかったり、
失敗を考察するということは避けている気がします。

今後、モーニングページのやり方を考え直したいです。
あと、感覚を記録するノートを別に作ろうかな。

まとめ

  • 羽生選手の成功の秘訣は、ノート術にあった!
  • 身体や心の動きは、言葉にしないと掴むことができない
  • 失敗したときにこそ言葉にすることで、不安の根拠もつかめる