ふとしたことでホリエモンの記事を読みました。
【村口和孝氏×堀江貴文氏×堀潤氏の人生相談】“みんな考えすぎ。まずやれ!”ホリエモン節炸裂 | リクナビNEXTジャーナル
記事の最後のほう、「いますぐやる」の具体例が面白く、
重い腰を上げて「多動力」を読みました。
多動力とエッセンシャル思考
「多動力」では、
「石の上にも3年」的な発想を否定します。
ひとつのことをやって専門家になるより、
いろいろなジャンルを掛け算していって、
唯一無二の存在になることを提案しています。
本を読む前、なんとなく、
「多動力」はエッセンシャル思考と相反するもの
と思っていました。
エッセンシャル思考では、
雑多なことをそぎ落としてやりたいことに集中するから。
多動は、なんでもかんでもやるイメージ。
が、読んでみたら多動力の発動のさせ方は、
つまりはエッセンシャル思考でした。
やらなくていいことや、やりたくないことは、
徹底的に省いていくからです。
ホリエモンの場合は、やりたいことが多すぎるため、
やらないことを省いていっても、
やることが圧倒的に多い。
ゆえに「多動」、ということですね。
少し違うのは、準備に時間をかけすぎるな、という点。
エッセンシャル思考では、準備が大事、というような記述があったような。
バッファ(余裕)を作り、
事前に様々なパターンを用意しておくのが重要だ、と書いてあった気がします。
(うろ覚え。すいません)
準備よりも行動を
多動力では、とにかくやってみて、
検証しながら複数回実施して
クオリティを上げていくほうが手っ取り早い、
と書いてありました。
とはいえ、
ホリエモン自身のやり方は、
ひとつひとつの事柄についてはかなり深く掘り下げ
本質的な知識(「教養」と書いてありました)を得て、
8割くらいまでのところにはいく感じですね。
で、ある程度情報を仕入れたらやってみる。
すぐに行動に移せない人は、
この知識の段階で、自信が持ちにくいんだと思いました。
私はそもそも本質的な理解ができているのかが常に謎(笑)
あとは、うまく知識を活用できるかどうか?とか
正しく使えるかどうか?というところが気になったり?
そして、
実行するためにこの知識で足りるのか?
と思ってしまい、
今度は実行するために必要な知識を仕入れようと
また勉強をする、といったところでしょうか。
今、どんな行動ができるのか考える
でも、勉強ってどんどん深みにはまります。
特に実践的な知識はバリエーションも豊富です。
私は知識を仕入れること自体が好きだし、
公平な視点を持ちたいという感覚も強いので、
これを知ったらこっちも知らなきゃ、
というループに、特に陥りやすいタイプかも。
でもどこかで勉強を切り上げないと、
やりたかったことがよくわからなくなっちゃう。
なので、勉強が完了していなかったり、
資格が取得できていない状態でもできることはないか?
という視点を持とうと思いました。
やりたいことに法的に資格が必要なのに
無資格でやってしまったら違法です。
あと、
採用条件に専門教育が必要なことが多い職種に就きたいなら、
そういう勉強をしたほうが効率が良いこともあります。
でも、勉強と同時に「今、やれること」を考え、
やっていくことも大事だな、と思いました。
資格がなくても意外とできる道はあったりして、
今やれることを考えるのってけっこう楽しいかも!
とりあえず、目の前にあることをひとつずつ、
やっていこうと思います。