【映画】奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール

先日、夜に奇跡的に時間ができました。

年に数回ですが、そういうときがあります。

ほぼ、映画に行きます。

 

でも、観たい映画をやっているときにそういう時間がくるとは限らないので、普段からチェックはしていません。

時間ができた!って時点でシネコンのレイトショーをチェックする。

で、今回選んだのはコレ。

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール

順当に行ったら是枝監督のが観たいけど・・・

福山よりは奥田民生が好きだ!

監督は大根仁! だったらまぁいいか!

 

てことで行ってきました。

 

奥田民生になりたいボーイの存在 

行ったらビックリ、お客さん4人!

 

でもそもそも、奥田民生になりたいボーイって、いるのかな?

15年前の東京の大学になら、いたのかな?

少なくとも、私の知る限り20年前の東京の大学にはいなかった。

 

「頑張ってるヤツ、ダセー」みたいな雰囲気はあった。

でもその空気は民生によって作られたわけではない。

私たちの世代の特徴だと思う。

でもそういう人も結局、影でいろいろやっているのだった。

 

少なくともこんな地方都市の郊外には、

奥田民生になりたいボーイの残党すらいないかも。

「奥田民生のファン」もいるのか、もはや不安になってしまった。

ターゲットが狭すぎる!だから4人なのか?

出会う男すべて狂わせるガール

水原希子が演じる狂わせるガール。

「魔性の女」というシンボル的描かれ方でしかなくて、

あまり面白みがなかった。

民生ボーイの話なので、狂わせるガールの背景とかは不明〜

でもいいんだけど、それでさらに楽しめるターゲットを減らしてる。

なんか薄い恋愛。

切なくもならないし、いっそもっとドロッドロにならないの?と思っちゃう。

妻夫木、もっとギタンギタンになればいいのに。

いや、十分に泥沼の展開ではあるんだけど。

なんかキレイで。

とぼけてる顔で実は・・・てこういうこと?

妻夫木演じるコーロギは、オシャレ雑誌の編集者。

同僚たちは超オシャレでスマートに見える。

でもその裏では・・・?

そして最終的にコーロギが見つけた自分のありかた。

 

「おしゃれ」「飄々としている」「自然体」

結局それって、ただの表面的な「スタイル」であって内側は?

「奥田民生」というあり方も結局は「スタイル」でしかない。

そんなことを考えてしまった。

▼漫画が原作なんですね

 奥田民生ファンは超テンション上がる

とにもかくにも、奥田民生の曲は満載!

そして、懐かしい雑誌や書籍が登場!

 

ああ、月刊カドカワ! 持ってた!読んだ~!(断捨離済)

奥田民生ショウまで!! 懐かしすぎる(断捨離済)

懐かしいPVの断片。

てかユニコーンのCDジャケット並んだだけで懐かしすぎて興奮。

Mステのエピソードも・・・私も見てたし、それ。

 

てな具合に、めっちゃ心は盛り上がります。

懐かし~!

おわりに

懐かしくなってCDホルダーを久しぶりに開きました。

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これ、一部。

本は断捨離できてもCDはできないなぁ…