【連載】第四の生き方<6>~アサーティブなカラダとは

ひとり読書会、始めました。

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第四の生き方―「自分」を生かすアサーティブネス

第四の生き方―「自分」を生かすアサーティブネス

1か月くらいかけて、
全19章を読んでいきます。

今日は、第6章を読んで感じたこと。



表情やしぐさにその人の深層心理があらわれる、
ということに同意する人は多いだろう。

私はそういう視点があまり好きではない。

しぐさから本心を読み取ろうとする姿勢が嫌いだし、

表情やしぐさを作ることで、
人に自分の与えたいイメージを与える
そんな手段にも使われそうで。


ただ、ここで言っているのはそういうことではない。 


勘ぐったり操作したりする以前に、
「なんとなくこちらの意図と違うように伝わってしまう」
ということがある。

そして、
「なんとなくそんな気持ちになってしまう」ということもある。


身体の仕草は、
思った以上に自分の感情とつながっていて、
自分の感情を作っていることもある。


深層心理というものがあって、
その心理が原因でそのしぐさをしている、
というより、
そのしぐさによって、心(感情)が作られている、という感じ。


例えば「愛想わらい」をしてしまう。

それをしてしまう心理は、
「嫌われたくない、なごやかに伝えたい、受け入れてもらいたい」
かもしれない。

愛想わらいによって作られる感情は
「なんだか自分が卑屈、心に嘘をついている罪悪感」

それによって作られてしまう感情に目を向けると、
別の発見があるかもしれない。

自分で身につけてきたクセは、意識的に手放すことができる。たとえば、愛想笑い、恥ずかしそうなしぐさ、すねたような態度、甘えたりおだてたりする動作などである。こうしたクセはアサーティブなコミュニケーションの邪魔になる。まず自分の行動の特徴をじっくり観察してみよう。
「第四の生き方」 P68より

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