ひとり読書会、始めました。
課題図書はこちら。
- 作者: アンディクソン,Anne Dickson,竹沢昌子,小野あかね
- 出版社/メーカー: つげ書房新社
- 発売日: 1998/10
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 4回
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1か月くらいかけて、
全19章を読んでいきます。
今日は、第6章を読んで感じたこと。
表情やしぐさにその人の深層心理があらわれる、
ということに同意する人は多いだろう。
私はそういう視点があまり好きではない。
しぐさから本心を読み取ろうとする姿勢が嫌いだし、
表情やしぐさを作ることで、
人に自分の与えたいイメージを与える
そんな手段にも使われそうで。
ただ、ここで言っているのはそういうことではない。
勘ぐったり操作したりする以前に、
「なんとなくこちらの意図と違うように伝わってしまう」
ということがある。
そして、
「なんとなくそんな気持ちになってしまう」ということもある。
身体の仕草は、
思った以上に自分の感情とつながっていて、
自分の感情を作っていることもある。
深層心理というものがあって、
その心理が原因でそのしぐさをしている、
というより、
そのしぐさによって、心(感情)が作られている、という感じ。
例えば「愛想わらい」をしてしまう。
それをしてしまう心理は、
「嫌われたくない、なごやかに伝えたい、受け入れてもらいたい」
かもしれない。
愛想わらいによって作られる感情は
「なんだか自分が卑屈、心に嘘をついている罪悪感」
それによって作られてしまう感情に目を向けると、
別の発見があるかもしれない。
自分で身につけてきたクセは、意識的に手放すことができる。たとえば、愛想笑い、恥ずかしそうなしぐさ、すねたような態度、甘えたりおだてたりする動作などである。こうしたクセはアサーティブなコミュニケーションの邪魔になる。まず自分の行動の特徴をじっくり観察してみよう。
「第四の生き方」 P68より
- 作者: アンディクソン,Anne Dickson,竹沢昌子,小野あかね
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