【本】あの「トヨタ方式」で家事をする!?『トヨタ式おうち片付け』が面白い!

少し前に紹介した「トヨタ式おうち片付け」、読み終わりました。

 

 

すごく! 面白かったです。

重版されたそうで、ヒットの予感ですね。

なんだか私も嬉しいです。

 

面白かったところをかいつまんでご紹介します。

 

 

 

やりすぎミニマリスト時代の話

ご夫婦でミニマリストだという香村さん。

結婚して拍車がかかり、なーんにもないようなお部屋に住んでいたそうです。

そのときの経験談が面白かった。

物を持つ、ということは、必ずしも悪ではない。

心豊かに生きるためには、必要な物を、適切な量持つことが大事。

物との付き合い方を考えさせられるエピソードでした。

 

価値観の整理方法のヒントがある

ライフオーガナイズの基本ですが、まずは価値観の整理をします。

といっても難しいですよね。価値観とか言われても・・・って。

この価値観の整理方法を、トヨタ方式で提案されています。

小さい頃のことを振り返ったりするワークは、夫婦やカップルで取り組んだら楽しいだろうな。

 

適切な量の目安が示されている

では、実際にどのくらいの「量」が適切なのか。

うちは、多いのか? 少ないのか?

この点数の基準が書かれているところがとても良かったです。

やはり目安があると分かりやすいです。

このぐらいの点数で回すとするなら・・・?というシュミレーションもできますね。

 

そのほか、印象に残ったこと

買い物したいのは、現状を変えたい気持ちの表れ、というのも納得。

どうして買いたいのか? なぜ? なぜ? と問うていくことで、解決すべきポイントが見えてきそうです。

そうすれば、買う前に要点が整理され、よりベストな選択ができそうです。

 

ものを整理するときに一軍二軍に分けるというのも、よく聞く話なのですが、今回はじめてしっくりきました。

私は多分、二軍の位置付けがよくわかってなかったんですね。

二軍は、使わないけど気に入っていて処分できないもの、というイメージでしたが、

「使うけど、頻度が少ないもの」「ストック」というのもアリなんだなと。

 

まとめ

モノを少なくしていくと、定番のモノが増えて、変化がなくなるようなイメージでしたが、この本を読んで、そうでもないんだな、と思いました。

モノが少ないからこそ、季節に合わせて模様替えをしたり、イベントごとに持ち物を整理したり、という変化もある。

 

モノを動かすことができる「ゆとり」がある。

そんな暮らしが、いいな、と思いました。