子育てをしていて気づかされること

子育てをしていると、自分の小さかった頃のことを思い出したり、その経験による思い込みに気づかされることがあります。

 

上の子は、最近ほぼ毎日「ようちえん行きたくない」と言います。

理由を聞くと「おかあちゃんといっしょにいたい」とか。

1歳から保育園に行っていますが、ずっと嫌がったことはなく、いやいやが始まったのは3歳になってからでしょうか。

たまーに激しく嫌がることもありますが、園でのトラブルも聞かないので、私はほとんど取り合っていません。

 

今日はいやいやが激しかったので、先輩お母さんにその話をすると、「うちの子は一度も嫌がったことがなくて・・・逆にさみしいんだけどね」と言われました。

「ようちえんいやや」という絵本もあるくらいなので、嫌がったことがないという子供のほうが珍しいんだとは思いますが、先輩お母さんの話を聞いて、ちょっとハッとしました。

 

私が子供の「ようちえん嫌」についてほとんど気にしないのは、

 ①成長過程で誰でも通る道だと思っているから

 ②幼稚園や学校なんて行きたくないものだと思っているから

です。

 

特に②。

私自身、幼稚園が好きではありませんでした。意地悪な子がいたからですが、それを除いても、特に楽しいと思ったことはありませんでした。

小学校も、ちゃんと通っていましたが、行かなくちゃいけないものだと思って行っていました。 

そんな感じなので中学校も当然、内申点に響くし高校受験のために授業を受けなくちゃ、という理由でした。

行かなくてもいいなら行きたくない、というのが私にとっての学校(特に義務教育まで)でした。

 

上の子は、どうなんだろうか?

「いやだ」と言うからには何か理由があるのかな?

楽しめないことがあるんだろうか?

 

①の理由も大きいとは思っているので、何か大きく方向転換をするつもりはありません。

自分自身を振り返っても、あのとき親がもっとなんとかしてくれれば楽しく過ごせたのに、と思うことはありません。

でも、もっとよく見て、子供を理解してあげられると良いなぁ、と思ったのでした。

「学校が楽しい」ということが、この世にはあるかもしれないのだから。

 

あ、でも、本当に、うちにいて私と過ごすほうが楽しいのかもしれませんけどね。

(;^_^A