ゼロ秒思考と、その続編であるゼロ秒思考［行動編］を読みました。
ざっくりいうと、思考を整理するためのメモ術に関する本。
著者は、マッキンゼー出身の赤羽雄二さんです。
読もうと思ったきっかけ
私が参加している朝活サロンの主宰・みのりさんが
「ゼロ秒思考」をおすすめされていました。
自分がわからないと思った時にあなたが読むべき「自分を知る本」10選！【随時更新】 - 実り多き人生
絡まった思考を整理できるメモ術とのことで、
興味を持ちました。
提唱されているメモ術自体は本当に単純なもので、
それを具体的に行動に活かすときにどうするのか？
興味を持ったので「ゼロ秒思考・行動編」も読んでみました。
メモ術を実践してみて
とても単純な方法ですが、考えを整理するのにとてもいいです。
私は朝活で一番最初に「モーニングページ」をやっています。
モーニングページとは、
朝起きて最初に思いついたことを自由に書き出していく方法です。
▼参考：モーニングページのやり方
毎朝書くだけ♪未来が開く魔法の『モーニングページ』を始めよう | キナリノ
このモーニングページを、ゼロ秒思考のメモ術でやってみました。
モーニングページでは漠然とした思いをどんどん出して
それをメモしていきます。
ゼロ秒思考のメモ術ではテーマを絞って出すので、
よりハッキリした内容になります。
モーニングページで自分の思いが分かってきたら、
ゼロ秒思考のメモ術でそれを掘り下げていく、
というのが良いかもしれません。
「行動編」について
0秒で思考したら即行動しよう、ということで
即断即決のススメが書かれていました。
とはいえ、即断即決は難しい。
即断即決ができない場合に行うメモ術も、新たに紹介されています。
最初、この即断即決は、
今もうひとつ並行して読んでいる「エッセンシャル思考」という本とは
相反するもののように思いました。
エッセンシャル思考との関連
エッセンシャル思考は、重要なことを見極めて、
力をそこに集中させていく、という思考方法です。
というメリットも挙げられている通り、
とにかく数をこなす、という印象。
エッセンシャル思考では、マルチタスクは悪ですが、
ゼロ秒思考の即断即決においては、
判断するための経験を積むためにも
マルチな経験はメリットがあるとされていました。
でも読み進めるうちに、
即断即決とはつまり、
瞬時にやるべきこととやらないことを判別することであり、
それはつまりエッセンシャル思考と同じだな、と思いました。
自分がやるべきこと、やらないことを即断即決するために
判断するための思考法や、やっておく準備について書かれてあり、
その準備や判断の方法は、
エッセンシャル思考を実践するうえでもヒントになりそうです。
こんな人におすすめ
- 思考が絡まってモヤモヤしているなぁ、と思う人
- やることが多すぎて、なんだかわからなくなっている人
- 自分が本当にやりたいことが何かわからない人
ゼロ秒思考だけを読むと、とにかく高速で回転しないといけない、
数をこなさないといけない、というような焦りを感じるかも。
「エッセンシャル思考」もあわせて読むと、
よりスッキリさせるためにゼロ秒思考を取り入れよう、
という気持ちになれると思います。
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